臭木(くさぎ)の実と花・・・2014/10/11
2014年 10月 11日
鳥の好物らしく、鳥がよく来る木の実はすぐなくなってしまう。
秋も深まると、花を咲き終えた後、るり色の果実がついています。
それが、熟すと黒くなりますが、紅紫色の萼とマッチして美しいです。
下に臭木 (くさぎ)の花を再編して入れます。
クサギ(臭木) は、夏、筒状花の先端が5深裂した、芳香のする白い小花を集合して咲かせるクマツヅラ科クサギ属の落葉低木です。
名の由来は、葉を揉むと独特の臭気がするところからきている。
河川敷や土手道にウルシ、ハゼなどと共にクサギがはびこっていて、いまそのクサギの白い花が咲いています。
これまでは近くで見たこともなかったが、よく見ると薄紅色のガクに白い花弁、長いオシベなどけっこう爽やかな雰囲気である。鼻を近づけて匂いを嗅いでみたらかすかな芳香がする。
開花時期は、 7/25 ~ 8/末頃のようです。
花びらは萼から長く突き出してその先で開いています。
雄しべ、雌しべはその中からさらに突き出す。
花弁は白、がくははじめ緑色でしだいに赤くなり、花自体はとっても甘い香りがあります。
葉は大きく、長い葉柄を含めて30cmにもなり、柔らかくて薄く、柔らかな毛を密生する。
木や葉の薬品臭から臭木の名があ、り葉を触ると、一種異様な臭いがするのがこの名の由来。
昼間はアゲハチョウ科の大型のチョウが、日が暮れるとスズメガ科の大形のガがよく訪花し、受粉に与る。
秋に実る実は瑠璃色でよく目立つ。
(青く丸いのは「タネ」らしい)鳥の好物らしく、鳥がよく来る木の実はすぐなくなってしまう。