蘇鉄の雌花と赤い実…2014/11/12
2014年 11月 12日
雌花は山伏茸を大きくしたような白い球状をしています。
10月下旬頃に赤い実がなります。
蘇鉄の雌花と赤い実が ちらっと見えていました。
調べると、その一つの証拠はめしべについた花粉からのびた花粉管のなかで鞭毛(べんもう)をもった精子ができ、それが胚珠の核とむすびついて受精が起こるとのことでした。このことは日本の植物学者が発見し、イチョウに続く例として世界的な話題となりました。
また、ソテツの雌花は、高等植物の花が葉が変化してできてきたことをしめすもっとも分かりやすい例としてどんな教科書にも出てきます。》とも書いてあす。
雄花も どこかで見ましたが思い出せません。
蘇鉄の雌花…2012/7/25を貼ります。
通りがかりに蘇鉄の雌花と新梢を見かけました。
一般名:ソテツ(蘇鉄)
別名:テッショウ(鉄蕉)、ホウビショウ( 鳳尾蕉)
分類名:植物界裸子植物門ソテツ綱ソテツ目ソテツ科ソテツ属
原産地:中国、日本
ソテツ(蘇鉄)は、樹高2~4mの半耐寒性常緑低木で、雌雄異株の裸子植物です。
幹は古くなった葉を落としながらどんどん伸びて茎先に羽のような大きな葉を輪生状につけます。
花期は6~9月で雄花は縦に伸びた花長50~70cmの細長い1本の円柱の形をしています。
雌花は山伏茸を大きくしたような白い球状をしています。
10月下旬頃に赤い実がなります。
全草が有毒で特に種子部分を大量に食べる吐気や痙攣を起こすといわれます。
公園などに植えられています。
詳しく調べると
《ソテツの仲間はイチョウとともに裸子植物の中でももっとも原始的な性質を残していると考えられています。