ハマヒルガオ(浜昼顔)・・・2015/5/15
2015年 05月 15日
「ハマヒルガオ(浜昼顔)」は5~6月に咲くヒルガオ科の花。
花の特徴は「葉の脇から長い 柄を出して、花径4~5センチの淡い紅色の花を1つずつつける。
花冠は漏斗形で、浅く5 つに裂ける。
2枚の萼のように見えるのは苞(葉の変形したもの)である。
苞は幅の広い卵形で、5枚の萼片を包んでいる。 雄しべは5本、雌しべは1本である。
葉の特徴
葉は腎円形で、互い違いに生える(互生)。 葉のつけ根は深い心形である。 葉の質厚く艶がある。 水分の蒸発を防ぎ、海水の塩分から葉を守っているのである。
実の特徴
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その他
花は昼顔(ヒルガオ)に似ているが赤みが強い。 稀に白花のものもある。 砂の中に地下茎を長く伸ばして増える。 蔓性で、茎は砂の上を這って広がる。 茎に毛は生えておらず、淡い紫褐色をしている。
俳句の季語は夏である