オオキツネノカミソリとてスズカケソウと女郎花・・・2015/7/21

普通のキツネノカミソリより大きなかったけんオオキツネノカミソリだろか
新居浜市の長野山万葉植物園にて

おおきつねのかみそり(りこりす)
分類上は、キツネノカミソリの変種とされている。
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開花時期 7~8月
花の色 橙
名前の読み おおきつねのかみそり(りこりす)
分布 本州の関東地方から九州
生育地 山地の林の縁や山道の脇
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 30~50センチ

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和名の由来は、葉の形を剃刀に見立て、花の色を狐に見立てたものである。 ヒガンバナと同じように、花の咲くころには葉はなく、茎が伸びて花だけが咲く。茎先に淡いオレンジ色の花をつける。

花被片は6枚である。 基本種よりも花が大きく、花冠の長さは9センチくらいある。 また、雄しべが長く、花の外につき出すのが特徴である。
葉の特徴
花に先立って早春に生える葉は線形で、葉先は丸い。 葉はヒガンバナよりも幅が広い。

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スズカケソウ 
    長野山万葉植物園にて
和名の由来は、花のつき方が鈴懸(山伏の衣装)に似ていることからきている。 環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。 江戸時代から園芸植物として知られていたが、自生地がわからなかった謎の植物であった。 日本に自生するものはないとの考え方もある。
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葉の脇ごとに球形の花序を出し、長さ7ミリくらいの濃い紫色をした花をたくさんつける。 花冠は筒状で、先は4つに裂ける。 雄しべは2本で、花の外へ飛び出す。茎は斜上し、先が垂れ下がる。
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葉の特徴
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁には三角状のぎざぎざ(鋸歯)がある。 茎や葉には長い軟毛が生える。

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をみなへし はまだ蕾でした。
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「秋の七草」の一つ。おみなえし。夏から秋にかけて、枝先に 黄色の小さな花がたくさん咲く。
和歌では、女性をたとえていうことが多い。

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長野山(ながのやま) 285.1m

愛媛県新居浜市舟木。市民の森駐車場 25分→尾根分岐 15分→頂上 30分→市民の森駐車場
歩行時間 約1時間 10分 登山道 遊歩道として整備されている 。  
          駐車地 市民の森駐車場

親戚Tさん提供。


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by manryouy | 2015-07-21 02:23 | 夏~秋の花 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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