サフランの花…2015/11/20
2015年 11月 20日
やさしい園芸・サフラン
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こちらです
サフランの花…2012・11・13を説明で再掲します。
サフランの花が芳香を放って咲き誇ってます。
「サフラン」(Crocus sativus L.)はアヤメ科の多年生植物で、地中海沿岸や小アジアを原産とするクロッカス属に分類される植物です。
花は秋に開花し、赤紫色の花弁に、3本の長い赤色の「雌しべ」と黄色の「雄しべ」をつけます。
主として「雌しべ」の赤い柱頭と花柱を乾燥させたものや、それを粉末にしたものが生産され、食用や薬用として市場に出回っています。
高価なため混在物がないものはなかなか入手が困難ですが、純品のものは薬用的な独特の香りを有しています。世界的な産地としてはイランやスペイン等などで栽培されています。
サフランは、古代ギリシャ時代より、鎮静、喘息、婦人病、鎮痛など様々な効能効果が知られており、黄金よりも高いといわれ、高価な薬のみならず、染料、料理、香り素材にと、さまざまな形で珍重されてきました。
アレキサンダー大王やクレオパトラなど王族も愛した花であり、古代エジプトの香水キフィにもこのサフランが使用されていました。めしべを乾燥させて、香辛料や生薬として用いる。乾燥の際には、風通しのよい室内で陰干しにする。収率が低いため貴重で、非常に高価である。