ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)…2016/30/30

紫鷺苔の花も咲いていました。4月頃、紫色の唇状の花をたくさん咲かせます。

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花茎の先に長さ15ミリから20ミリくらいの淡い紅紫色をした唇形の花をつける。

上唇は浅く2つに裂け、雄しべは4本で下唇は深く3つに裂けている。

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下唇が大きくて、下に伸びて下唇の真ん中には黄色い斑が入り、毛が生えていて、4本の雄蕊と1本の雌蕊を持ち、柱頭は2つに分れ触れると閉じる(柱頭運動)。

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これは送粉者に付着した花粉を積極的に取り込み受粉を促す役割をしていると考えられている。

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湿ったあぜ道などの日当たりの良い場所に生える多年草で匍匐茎で地面をはうように枝をどんどん伸ば広がっていく。

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白花のものもあり、そちらは鷺苔(サギゴケ)という。近縁種は常盤爆です。


親戚Tさん提供


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by manryouy | 2016-03-31 06:53 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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