世田谷区の砧公園は新緑、花便り…2016/4/29
薔薇園では蕾がだいぶ大きくなっていました。
こちらでも ハンカチの木が満開 で、なんじゃもんじゃ や ベニバナトチノキも木いっぱいに花をつけていました。
ハンカチの木の花
ひらひらと 白いハンカチを揺らす木の下。

風が 吹くたび、たくさんの白いハンカチが一斉に揺れています。
白いハンカチのように見える花の苞が下にたくさん散っています。
白い部分は「苞( ほう)」といい、花びらではなく葉の変形したもの。その形がハンカチに似ていることから 名付けられた。

ハンカチの木は中国南部の 雲南省辺りが原産地です。


なんじゃもんじゃ
ナンジャモンジャとは、見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。

すなわち、特定の植物の種名ではない。「なんじゃもんじゃ」の木は和名「ヒトツバタゴ」という。

モクセイカ科の落葉高木で、岐阜県東南部と隣接する愛知県の一部、対馬の北端鰐浦(国の天然記念物に指定)、朝鮮、台湾及び中国の暖帯に分布し、五月に雪のような白い清楚な花を咲かせます。

なんじゃもんじゃの木の満開…2015/5/8より→なんじゃもんじゃの木の満開

5月頃、枝先に長さ15から25㎝の大きな円錐花序を直立し 、雄花と両性花を付ける。
ベニバナトチノキ
成長すると36mの高さになり、ドーム状の樹冠が形成される。
※世界四大街路樹(プラタナス、ニレ、ボダイジュ、マロニエ)

ベニバナトチノキは北米南部原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ (マロニエ)の交雑種である。

「セイヨウトチノキ」の名前を知らなくても、「マロニエ」という名前を知る人は多い。

言葉の響きもよく、お洒落なフランスの並木道に植えられていることで有名になったものと思われる。

※「マロニエ」は、フランス語の[Marronnier]からきた言葉。
※パリの有名なシャンゼリゼ通りに植栽されているのは、同じ仲間の「ベニバナトチノキ」。

それぞれの円錐花序からは、通常1個から5個の果実だけができる。
果実は緑色で柔らかいとげのあるカプセル状で、1つの(稀に2つか3つの)トチの実と呼ばれるナッツのような種子を持つ。
マロニエの木に花が咲く…2014・4・29
http://manryouy.exblog.jp/21917278/
シランの紫と白の花

砧公園は、バラや桜の季節も賑わいます。
関連で下に貼ります。
東京都の4ヵ所のバラの名所公園や庭園…2013/5/27
http://manryouy.exblog.jp/19597999/
都立 砧公園(東京都・世田谷区)の桜便り…2013・3・24
http://manryouy.exblog.jp/18894207/