ノビル(野蒜)に花…2016/5/26
2016年 05月 26日
地下に球根を持ち、地上に細い葉を伸ばす。雑草にまぎれて花茎が伸びてきてはじめて気がつくことが多い。
調べると
ノビルはちょっと面白い草で、秋に20~30cmほどの細い葉を出して、秋から春まではそのまま直立し、花茎が出る5月頃になると、葉は垂れた状態になり、高く伸びた花茎の先端にネギ坊主状の花をつけます。
夏になると地上部は枯れ、夏眠するのだそうです。
さらに面白いのは、ネギ坊主状の中には当然花の蕾が入っていると思われるのですが、花の蕾のほかにこげ茶色のムカゴというものが入っているのです。
ネギ坊主の皮がむけると、ムカゴとそのムカゴの隙間から白く小さな蕾が出てきて、花を咲かせます。種子は作らないようで、ムカゴがばらまかれて繁殖するようです。
まっすぐ立ち上がる花茎は60cmに達し、先端に一個だけ花序(散形花序)をつける。
花は長さ数mmの楕円形の花弁が六枚、小さいチューリップのように集まったもので、白または薄紫を帯びる。花柄はやや長い。
花は開花するが種子ができる系統はごくまれである。
関連リンクです。
ノビル(野蒜)…2014・5・29
http://manryouy.exblog.jp/22161650/
野蒜(ノビル)・・・2013・5・16
http://manryouy.exblog.jp/19399365/