モッコク(木斛)…2016/6/28
2016年 06月 28日
モッコクは、モチノキやモクセイと並んで「庭木の王様」といわれる樹木の1つです。
単に「木犀」と言う場合は、ギンモクセイを指すことが多い。
端正 な樹形が美しく、生長が遅く手入れが少なくすむことが好まれる理由です。幹の直径は80cm、樹高は5~15mほどに生長し、樹皮は滑らかな灰淡褐色をしています。
直立した幹から放射状に枝をたくさん伸ばします。革質の葉っぱは、長楕円形でつやのある深緑色をしており、付け根が赤みを帯びます。
枝先に数枚集まってつき、初夏になるとそこに花芽ができて、直径1.5cm程度の白もしくはクリーム色の花を咲かせます。
庭木の王者といわれるだけあって、モッコクはただ美しいだけの樹木ではありません。防火性、耐火性に優れ、建材に使うと燃えにくく、庭に植えると火の粉を遮って飛び火を防ぐ効果もある。
樹齢を重ねるほどに風格も増していくので、月日の経過とともに家と家族を守るシンボルツリーとなる。
モッコクは庭木の風格…2014/6/28
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