西条市北条の長福寺の花祭りと3色の藤棚…2017/5/5
2017年 05月 05日
御釈迦様の誕生を祝う行事「花まつり」
御釈迦様の誕生を祝う行事「花まつり」、こちらは月遅れで行っているようです。
旧暦4月8日に生誕した伝承に基づい ている。
甘茶を釈迦像の頭から注ぎます。
お釈迦様の母、マーヤさんは白い象がおなかの中に入る夢を見て、お釈迦様を身ごもったと伝えられています。
当時は白い象が夢の中に出てくるのは、尊い方が生まれる証と信じられていました。
そんな由来から、花祭りには白い象が登場するのですね。
お釈迦様は生まれてすぐ、7歩あるいて、右手は天に、左手は地をさして「天上天下唯我独尊」と言ったと伝えられている「人は誰もが、かけがえのない命を生きている」という、仏教のもつ人間尊重の精神は有名かもしれません。
お釈迦さまは、今 からおよそ2500年前、現在のインド国境に近いネパールの地、ルンビニー園の誕生の様子を表した「花御堂(はなみどう)」を飾り、その中央には天地を指差した誕生のお姿を安置し、甘露の雨を模した甘茶をかけ、華やかにお祝いされます。
実はそれだけではなく、生まれた際に八大竜王(八人の竜の王様)に甘露の水を注がれ祝福されたとも伝えられているのです。
その故事にならい、花御堂の中に置かれた仏像に甘茶を柄杓で灌(そそ)いでお祝いをします。
すぐ横にはこちらを参拝する人達もいただけるように湯のみに甘茶を入れてくださったので私たちもいただくことに。
長福寺の3色の藤棚
愛媛県西条市北条の長福寺で紫、白、ピンクの三色のフジとカラフルなヒメキンギョソウが見頃を迎え、県内外から訪れた見物客が愛らしい花々の競演を楽しんでいました。
リナリア(姫金魚草)
3色の藤がメインですが、周りに咲き誇るリナリアも
また見所のひとつです。
奉納の扁額は、一柳直卿(ナオアキラ)の筆
神仏に対する信仰が厚く、寺社に多くの額を奉納している。
平成2年11月19日に市の文化財に指定された。
長福寺の梵鐘は、
鐘身約98センチ、重量187kgの青銅製で普通の梵鐘と
異なり、朝鮮の鐘型を模して鋳造された珍しいもの。
それで県下第一の風流な鐘であるといわれているもので
お県指定文化財に指定されている。
色んな場所に出掛けられ、旬なお花や行事を直ぐ
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