ヤブカンゾウ (八重)の花…2017/7/13
2017年 07月 13日
ヤブカンゾウは古代に日本に渡来して北海道から九州まで
普通にみることができる多年草です。
7月から葉間から1~1.5mほどの花茎が伸びて
橙色のユリに似た八重の花を数個咲かすのが特徴です。
「藪」はヤブのような場所に生育するといった意味ですが、
ノカンゾウと同様に、草はらや田畑の縁の草地に生育します。
長さ50~80cm、幅3cm前後の細長い剣状の葉を、
地際から叢生させます。
ヤブカンゾウも三倍体で種子は実らず、根茎から横につるを出して
仲間(同属)のノカンゾウでは、
花が一重咲きなので容易に区別できます。
八重の花を咲かせるのがヤブカンゾウ(藪 萱草)で、
一重の花を咲かせるのがノカンゾウ(野萱草)です。
葉だけの時期には、ノカンゾウでは、葉の幅が1.5cmほどと