湿地畑の蓮の花と地下茎は「蓮根」…2017/7/26
2017年 07月 28日
湿地を埋め尽くす蓮根畑に蓮の花。
蓮は根から茎から花から 全部の総称。
地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。
葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。
花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。
早朝に咲き昼には閉じる。
お盆が近づくと蓮の出番。極楽浄土に咲く高貴な花だそうです。
葉っぱの間にそ~っとつぼみもどんどん上に伸びて、
つぼみを膨らませています。
蓮田は水を抜いたようで、乾いています。
咲いた花たちは散っていっせいに青いハチスになっていく。
蓮の実。姿が蜂の巣に似ていることから「ハチス」と呼ばれ、
転じて「ハス」となったとさますね。
この蓮の実、昔から食用にされ、今でも東南アジア等では一般的な食物らしい。
レンコンはハスの地下茎が肥大した物で、その部分だけをレンコンと呼ぶ。
また地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用する。
西条市の大明神川を越えて、河原津の国道196号沿いを
伊予三芳側に左に少し入る。
※ よくハス(蓮)と混同されるものにスイレン(水連)がありますが、
レンコンはハスの地下茎であり、スイレンではないのでこれらは別物です。
※ なお、果実の皮はとても厚く、土の中で発芽能力を長い間
保持することができる。
●花を鑑賞するハスの関連で貼ります。写真をクリックしてください。