2017年「今年の漢字」は北…2017/12/12
2017年 12月 14日
1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、
北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返したことや九州北部豪雨の災害が
あったことにちなんで「北」が選ばれました。
「今年の漢字」は、京都に本部がある日本漢字能力検定協会がその年の世相を
表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。
約15万3000通の応募の中から「北」が選ばれ、京都市東山区にある清水寺では、
森清範貫主が大きな和紙に書き上げました。
12/12日・NHKシブ5時のニュースでも報じていました。
「北」が選ばれた理由としては、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返すなど
北朝鮮の動向に脅威と不安を感じた年となったことや、九州北部豪雨の災害で
福岡県朝倉市や大分県日田市などで大きな被害が出たこと、
それに大谷翔平選手の大リーグ移籍や早稲田実業の清宮幸太郎選手の入団など、
北海道日本ハムファイターズに注目が集まったことなどが挙げられています。
12/13日・愛媛新聞朝刊より
清水寺の森貫主は「北という字は2人が背を向けている形ですが、みんなが話をして、
平和に向かって努力をすることが大切だと思います」と話していました。