十五夜の月を「中秋の名月」…2018/9/5
2018年 09月 05日
「中秋」と呼ばれる日が旧暦の8月15日にあたります。
秋の風物詩「中秋の名月」 日本の秋の夜長を
楽しむ行事と言えば、十五夜のお月見です。
日本では十五夜の月を「中秋の名月」と呼んで
お月見を楽しみますよね。
調べました。
中秋の名月(2018年9月)| 国立天文台(NAOJ)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2018/09-topics03.html
今年は9月24日が中秋の名月、翌日の9月25日が満月と、
中秋の名月と満月の日付が1日ずれています。
太陰太陽暦では、新月(朔)の瞬間を含む日が、
今年は9月10日(新月の瞬間は3時01分)が
太陰太陽暦の8月1日、9月24日が
太陰太陽暦の8月15日となります。
一方、天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間(月が太陽の光を真正面から受けて、地球からまん丸に見える瞬間)の月のことを指します。今回は、9月25日11時52分に満月の瞬間を迎えます。
今年のように、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります。
詳しくは、国立天文台暦計算室の暦wiki「名月必ずしも満月ならず」をお読みください。
満月前後の月はとても明るく、見ごたえがあります。晴れていれば、今年も美しい中秋の名月を楽しむことができるでしょう。また、太陰太陽暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。十三夜は、「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。今年の十三夜は、10月21日です。
太陰太陽暦
明治以前の日本で使われていた暦。月の満ち欠けをもとに1カ月の日付が決められていた。
詳しくはHPの季節のページをクリックです。
↓
http://koyomi.vis.ne.jp/
月が地球の周りを一巡するのは29.53日なので、12か月で354日。現在より11日短くなります。
このズレを修正するために、閏年ならぬ「閏月(うるうづき)」というのがあって、1年が13ヶ月になった年もあったのですね。
中秋の名月というのはこの旧暦の日を元にしているので、
今の新暦になおすと毎年日にちがズレていきます。
2018年以降の中秋の名月
2019年9月13日
2020年10月1日
2021年/2022年/2023年は,中秋の名月と満月が一致