ホテイアオイ(布袋葵)…2019/8/20
2019年 08月 20日
ホテイアオイ(布袋葵)は、単子葉植物ミズアオイ科に属する水草。
南アメリカ原産で、水面に浮かんで生育する。
花茎が葉の間から高く伸び、大きな花を数個~十数個つける。
花は青紫で、花びらは六枚、上に向いた花びらが幅広く、真ん中に黄色の斑紋があり、周りを紫の模様が囲んでいる。
西条市玉之江 正徳寺の裏池に 咲いていました。
夏から秋にかけて、緑の葉のつけ根(葉柄)部分が空気をふくんで水面に浮かび、細い 根を水中にただよわせて、葉の間から高く伸びた花茎の先に、淡い紫色の6弁花が次々 と咲きます。
別名ホテイソウ、ウォーターヒヤシンス。
浮き袋のような丸い形の葉柄を布袋(ほてい)の膨らんだ腹に見立てて「ホテイアオイ(布袋のような形をしているアオイ)」と呼ばれるようになった。 1日しか咲かない花が涼しげに水に浮かんで咲いた。
花の名は、ふくらんだ葉柄を七福神の布袋様のほてい腹に見立てて名づけられました。花が咲き終わると花茎は曲がって先端を水中につっこむ形となり、果実は水中で成長する。
熟した果実は水中で裂開し、水中に種子をばら撒く。種子から発芽した実生は最初から浮き草状の生活型をとるのではなく、浅い水中や水辺の泥の上で土中に根を下ろして成長し、株が大きくなると葉柄に浮袋を生じて水面に生活の場を広げていく。
ホテイアオイという水草は「世界三大害草(または10大害草)」に挙げられるほどの、有害な帰化植物とされています(世界三大害草の他の二つはセイタカアワダチソウとブタクサ)。
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