秋の七草と中秋の名月(2019年9月)…2019/9/6
2019年 09月 06日
2019年は9月13日が中秋の名月です。
秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まりです。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴 朝貌の花」
1つ目の歌で「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」とし、2つ目の歌で「それは萩の花、尾花、葛(くず)の花、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である」と述べています。
「朝貌」については諸説ありますが、現在では桔梗(ききょう)が定説です。
中秋の名月と満月の日付が1日ずれています。
2019年9月13日
2020年10月1日
2021年/2022年/2023年は,中秋の名月と満月が一致します。
今日は9/6日の金曜日ですが・中秋の名月(2019年9月)は
ちょうど1週間先の金曜日です。
晴れていれば、今年もいつもと変わらず、
美しい中秋の名月を楽しむことができるでしょう。
太陰太陽暦では、新月(朔)の瞬間を含む日が、その月の朔日(ついたち)になります。今年は8月30日(新月の瞬間は19時37分)が太陰太陽暦の8月1日、9月13日が太陰太陽暦の8月15日となります。一方、天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間の月のことを指します。
今回は、9月14日13時33分に満月となります。
今年のように中秋の名月と満月の日付がずれることは、
しばしば起こります。
詳しくは、国立天文台暦計算室の
暦wiki「名月必ずしも満月ならず」をお読みください。
また中秋の名月の翌日、9月14日は、満月が今年最も小さく見える日です。
比較的遠くて小さい月ということになるわけですが、大きさや明るさの違いは、眺めていてもなかなかわかりません。
同じ条件で写真に撮るとやっとわかる程度です。晴れていれば、今年もいつもと変わらず、美しい中秋の名月を楽しむことができるでしょう。
出典: https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2019/09-topics02.html
2019年度第1回(放送日:10月7日)竹取物語
日本最古の物語「竹取物語」はSFのような不思議に満ちている。
翁がかぐや姫を見つける冒頭と、月から迎えが来る場面を原文で紹介する。
http://www.nhk.or.jp/kokugo/classic/?das_id=D0005150082_00000
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